民話には構造があり、「欠けたものを取り戻す」という「クエスト」とか呼ばれているパターンがあるんだけど、あと、「行って帰ってくる」っていうやつね。日常の世界から、欠けたものを回復するために非日常の世界に行って、取って帰って […]
 バベルの塔は、神様を目指そうとしてみんなが高く高く塔を造って、人間が神を目指そうとすることに怒った神様がバベルの塔を倒壊させ、それにより人々はバラバラな言語を話すようになったという、 塔建設のために最適化された街、人間 […]
 わたしの「宵部憂」というなまえは、「わたしにちゃんと悲しませてよ」という気持ちからできました。  つらいとき、ポジティブに考えようとか、忘れてご飯でも食べようとか、言うけど、 わたしはちゃんと悲しませてほしいって思って […]
 何か強く言いたいことがないと曲を作り始められない、っていうのは、わたしの強みでも弱みでもあるし、 他の音楽やってる人との間になんか、入り込めなさというか、溝というものを感じていたんだけど、その根っこはここにある気がする […]
 この曲のラストサビの前のサビ……っていうのかな、静かになるところの歌詞で、「一期一会 ねえ一期で一度も会えない君は いないよ 触れることもできないから」 っていうところがあるんだけど、  歌詞の解釈は、聴いた人一人一人 […]
 ほんとうに大切な気持ちって、子どもの頃に押さえ込んで、宝箱の中に封じてしまった、あのキラキラした気持ちなんじゃないかなって思う。  あの時は、知らないことがたくさんあったけど、 それ故に世界は夢と驚きに満ちていた。   […]
 片想いの曲です。笑  拗らせまくっていて、孤立無援で、誰かと打ち解け合うことを望んでいるくせに本心では何よりも怖がっていたので、素直に好きとかも言えなくて、言えなかった分が曲になったというものです。  つまりわたしの気 […]
「ほんの一握り」って言葉がさ、わたしは大嫌いなんだよね。  そんな呪いのような言葉を唱えてくれるなよ、って、ずっと思ってた。  夢を叶えたいと思った時から。 夢は叶わないって、小学校の時にもう、同級生の友達が言い始めた時 […]