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 わたしの「宵部憂」というなまえは、
「わたしにちゃんと悲しませてよ」という気持ちからできました。

 つらいとき、ポジティブに考えようとか、忘れてご飯でも食べようとか、言うけど、
 わたしはちゃんと悲しませてほしいって思ってたんです。

 ちゃんと立ち止まらせてほしいって。

 鬱々とした気持ちの中に呑みこまれたら、大変なことになってしまうって、人は思うみたいだけど、
 わたしには、むしろ、そっちの気持ちのほうが正直よくわかんない。

 悲しみが自分を前進させてくれるし、本当のことに気づかせてくれるって、わたしはいつからなのかわからないけど、悲しみや恐怖や不安と仲良くしてきた時間が多かったので、気づいた時にはよく知っていました。

 憂い--悲しみとか、憂鬱とか、苦しみとか、不安とか、恐れの中には、輝く真珠みたいな、自分の本当の気持ちが埋まっているのです。

 だから、悲しんでいる人をちゃんと悲しませてあげたい。
 ちゃんと悲しむための時間をあげたい。

 そんな思いで作った曲たちもたくさんあります。

 よかったら、わたしのYouTubeチャンネルとかから聴いてみてね。
 spotifyとかApple Musicもやってるよ。

 

 自分の感情が、自分の身体が教えてくれたこと、
 これから(も)いっぱいここに書いていくね。

 

 宵部憂