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 祈るものがなくとも、作品を作ることはできるけれど。
 自由を謳歌することへの歓喜さえあれば。

 すなわち、芸術とは生の讃歌なのではないか?

 生きて、世界に影響され、世界に影響することができる自由を、最大限喜ぶ行為、それが芸術なのならば。

 それでは、わたしたちは、亡霊や幽霊に、今となっては想像によって参ることしかできない過ぎ去ったものに、芸術で、どのように近づくことができるというのか?