バベルの塔についてのくだらない考察。

 バベルの塔は、神様を目指そうとしてみんなが高く高く塔を造って、人間が神を目指そうとすることに怒った神様がバベルの塔を倒壊させ、それにより人々はバラバラな言語を話すようになったという、
 塔建設のために最適化された街、人間は神を目指してはいけない論、いかづちが落ちて倒壊する塔、言語が元々はひとつだった論、などなどロマンあふれるイメージを呼び起こしてくれる神話だけど、

 じゃあ神様って地面の下にいると考えたらどうなんだろう。

 本当は神様は地中奥深くにいるのに、
 みんなが上にいるって思い込んで上を上を目指していたから、
 怒って天罰を落としたのかもしれない。

 天の恵みや天罰が降ってくるのは空からであっても、
 それを操作してるのは地中深くのコントロールルームからかもしれない。

 地動説的な神様論?
 まあ全部適当だけど。

 わたしは神様はそれぞれの人間の中にあると思ってるし、別にそれを神様と呼ばずに、信念とか呼んでもいいよなって思ってるけど、
 聖なるものに出会うためには自分の底を掘り返すべし、というのは、一定の説得力があると思ってる。

 あ、地面深くにいる神様ってちょっとエヴァみたいだね。