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 見えない世界の話が大好きです。

 占いとか、運命とか、月とか、エネルギーとか、流れとか、魂とか。
 言祝ぎだって、そのど真ん中。

 それはきっと魔法を諦めたくないから。
 こんな現代日本でも、魔法は存在するし、魔女っ子でお姫様な子になれるし、冒険もできるし、たくさん謎がある、わくわくできる、って、信じ続けたいから。

 そんなものないなんて言わないでほしい。
 世の中、人間にはわからないことばっかりだって。

 だってどうして生まれてきたのかなって思うじゃん。
 どうして自分には「じぶん」という意識があるのかなって思うじゃん。

 それはやっぱり、そう望まれて生まれてきたからなんじゃないのかなって。
 誰が望んだのかって、やっぱりそれは、見えない世界の、でっかい存在、宇宙みたいなものなんじゃないだろうか。
 あるいは、もしかすると、生まれてくる前の自分自身から、生まれてきたいと望まれて生まれてきたんじゃないだろうか。

 わたし、イっちゃってると思われたくないから、ずっと誤魔化してるけど、やっぱり見えない世界のことが大好きなんだよ。

 オタク文化も好き。学問も好き。その世界ではあんまりよく言われないことなんじゃないかと思う。
 でも、好きなんだ。
 好きだし、オタク文化と学問と見えない世界は、わたしの中でシームレスに繋がってるし。

 子どもの頃から、死んだらどうなるんだろう、生まれ変わるのかな、って思ってた。
 そして宇宙から生まれてきたんだって知ってた。
 どうせ生まれ変わるから、アリさんも、ミミズだってオケラだってアメンボだって、わたし自身みたいなもんだな、って、3歳ぐらいのとき思ってた。
 ちなみにこの「すべてが一つ」「わたしはあなたであなたはわたし」みたいな感覚は、スピリチュアル用語では「ワンネス」と言います。

 生きるって何なのか、何で生きてるのか、ずっとずっと知りたい。

 この世界にだって魔法はあるってことを知ってる。

 だからいつか、わたしは言祝ぎとして、見えないことすら仕事にしていっちゃうかも。

 そうすることで人から嫌われるんじゃないかってすごく怖いけど、やりたかったら、やるしかないのかも。

 

 わたしは宇宙的メルヘン。

 見えない世界のこと、霊的なこと、そこから離れることはできないかも。

 怖いけど、でもさ。
 いつか死ぬ生をどうして生きるのか、どうして生まれたのかってことについて、考えることから逃げたくないし、
 逃げたってそれはさ、人間の生や命や魂に対して、些末なことしか考えられてないじゃね?って思うんだな。