わたしは自分が「楽器の弾けない音楽家」であることを、今でも、長らく、常に気にしている。  だからちょっとずつ弾けるようになってやるんだって、たびたび楽器に向かう。  けれども、楽器を--特に大抵ピアノを--弾いていると […]
 それは言霊という剣。  誰か他人と戦うのではなく、自分の中の迷いや魔を断ち切るために。 誰かの目……という名の自意識を断ち切り、自分の意志を貫くために。  自分の言葉を、声を、作品を、世に出さなければ。  雑音なんて聞 […]
 わたしが蝶だったとき  花から花へとひらひら飛んだ  片時も留まっていられない、飛べることがあまりに嬉しくて  わたしが蜥蜴だったとき  熱い岩肌に溶け合った  抱かれるように  稲妻のように、次の瞬間走り去る  わた […]
 去年の夏も、情緒がおかしかった。  この記事↓にも書いたみたいに、夏の光が綺麗すぎるからとか、青空と雲のコントラストが綺麗すぎるからとか、夏休みのキラキラした気持ちを思い出すからとか、色々あるけど。  特に8月の上旬か […]
 見えない世界の話が大好きです。  占いとか、運命とか、月とか、エネルギーとか、流れとか、魂とか。 言祝ぎだって、そのど真ん中。  それはきっと魔法を諦めたくないから。 こんな現代日本でも、魔法は存在するし、魔女っ子でお […]
 空気の匂いに塩素(厳密には塩素自体の匂いじゃないらしい。汗と混じってあの匂いになるんだとか)の匂いが混じっているような気がする。咽せかえるようなという言葉があるけど、マスクのおかげでそれに拍車がかかった夏の晴れた日の中 […]