きょうの断片。6月10日、2020年

 ニュータウンには歴史がない?
 わたしはニュータウン育ちなので、色々考えた。その中で宮崎駿氏の「耳をすませば」ってすごく画期的っていうか、大きな役割を担ったのでは。

 ポピュリズムってネオリベっぽさを感じる。何もかもがブランディングのためのセールスピッチになっていく感じ……
 わたしはビジネス的な考え方自体には否定的ではなくて、美学とか理念とかとうまく噛み合ってればとてもいい効果を発揮できそうって思ってるんだけど、だから肝心なのは美学とか理念とかが口だけじゃないかってことで、ごにょごにょ……

 フロイト→ラカンの精神分析の話を聞くと、面白いんだけど、やっぱり自分は無意識というものに実感が持てないところはある。
 無意識は、ショックすぎて忘れている(忘却)と、そんなのダメだと思っている(抑圧)で、ざっくり言うとこの二つでできている気がするけど、わたし自身はその二つを回復して「無意識」から引き出すことができちゃったパターンなんだろうなって。だから実感が持てないのは無理もない。
 自分で自分を楽にしようとその辺はめっちゃがんばったからな。セルフセラピーしてたから。

 今はなんか、SFのイメージすら古ぼけた感じになったなあって。
 これから「新しいSF」ってでてきたりするのかなあ……

 Flying Lizardsに興味を持ち始めた。あとArt of Noiseを改めてもっと聴いてみようかなと思った。

 昔のテクノポップ、プラスチックやポリプロピレンというワードがキーワードになっていたのかなって思う機会があって、それってPerfumeもそうだった時期あるよなって思い出した。

 バッハのポリフォニー、死ぬほどおしゃべりでしかも話す内容が一言一言面白い人の話を聞いている気持ちになる。待って、今言ってたこと面白かったからちょっと味わう時間ちょうだいよ待って待って、みたいな。

 何かの素材をループして作る音楽とトートロジーには親和性があるから、そういう歌詞って面白いかもと思った。トートロジーな歌詞。あるいはエコーチェンバー現象な歌詞。