ふと見上げた空が美しすぎて、それを宝石や芸術作品や本や音楽のように手元に取っておくことができないことに、途方もない焦燥感を覚える瞬間があります。    この間ひさびさに実家に帰ったとき、わたしの心にそんな衝動が湧き起こ […]
 一昨日の深夜、とても心を動かされる物語を読んで、昨日はずっと愛について考えていた。  物語の中で、男は伴侶を愛した。男は亡くなる直前、少し前に先に逝ってしまった伴侶に、たくさんの感謝を述べた。 僕と出会ってくれてありが […]
 自分の想いを伝えてはいけないっていう建前思考が、自分の身体にも流れていて、それで中毒を起こしてしまったのだと思う。 どんなときでも自分の想いを伝えること、その力を信じるというのが、わたしのやりたいことだった。  卒論で […]
 それは言霊という剣。  誰か他人と戦うのではなく、自分の中の迷いや魔を断ち切るために。 誰かの目……という名の自意識を断ち切り、自分の意志を貫くために。  自分の言葉を、声を、作品を、世に出さなければ。  雑音なんて聞 […]
 わたしはだいぶうまくやった方だと思う、うまくやろうとしたというか。 人を恨んでも恨まないで済むやりかたを探して、恨み続けることはしなかったし、 どんな時でも自分で希望を探した。 他人が自分の期待通りじゃなくても、他人を […]
 欧米では、芸術家や広義のアーティストはれっきとした職業だけれど、日本ではそうではない。 「食っていけるのか」という言葉にいつも晒されて、静かに傷ついている。  その中の一人がわたしだ。  理想のために苦悩することは、辛 […]
 思い出した。  ラノベとボカロを心の支えにしてた、不登校時代。 やおいとV系と邦ロックを居場所にしてた、中学高校。 自分の本心を大事にしたいってことを知った18歳。 少しでも良くなりたくてがむしゃらだった大学生活。   […]
 マジで泣くほど何もしたくなくて、自傷行為しはじめそうなぐらいでした。頭を掻き毟るぐらいはやりました。「そんなにやりたくないんなら一旦忘れなって」と、流石に自分の内側からそんな声がかかり、落ち着いたら、また一つ自分の思い […]
 今日昨日と頭の中がぐちゃぐちゃでした。  一昨日小旅行してきたので、その疲れもあると思います。 久々に親に会ったのですが、いつも親と会った後の帰り道ってなんかすごく寂しくて、他の人と会った後にはこんなの感じないのに変だ […]
 どうして心は乾くのかな。 干上がってしまうのかな。  どこにも流れていけなくて、そこで蒸発するしかなかった水があったからかもしれない。  流そうとしたら拒絶されてしまって。    占いによると、わたしの愛は人を追い詰め […]