ほんとうに大切な気持ちって、子どもの頃に押さえ込んで、宝箱の中に封じてしまった、あのキラキラした気持ちなんじゃないかなって思う。

 あの時は、知らないことがたくさんあったけど、
 それ故に世界は夢と驚きに満ちていた。

 それがいつの間にか、とても狭い範囲内で生きていくようになった。
 それが大人になっていくことだと思ってた。

 心躍る出会いも別れも冒険も、
 本やアニメや漫画やゲームの中にしかないものだと信じるようになった。

 でもさ、本当にそうなのかな。

 あの時の中に封じた気持ちは、
 本当は今だって宝箱の中で光り輝いていて、
 ずっとわたしたちを待っているのかもしれないよ。

 その気持ちに気づいてしまったら最後、いてもたってもいられなくなるから、一大事になってしまうから、その箱を開けるのも、その箱に近づくのすら怖いけど、

 あの気持ちは封印を解いて欲しそうに、窮屈そうに、
 ゴトゴト、キラキラと、宝箱の中から音を立てている。

 今にも弾け飛びそうに。

 

 ねえ、それを迎えにいかないの? 

 いつまでだって、あの子は待ってるんだよ。

 あなたが迎えに行ってあげたら、

 きっと今からだって、冒険は始められる。

 

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 諦めたら、切ないままで終わっちゃうよ。

 もともとは楽しい衝動だったんだから、
 一緒に旅をしてあげて。

 

 あなたの旅が、美しく、感情豊かで、鮮やかなものになりますように。

 

 宵部憂