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私は、ここまで私として生きてきた過程で花開かなかった能力や感性やそのほか「私」に成り得た目を、フィクションの世界を借りて育て直しているのだと思う。

男だった自分、役者だった自分、戦える自分、そんな風に。

書くことで私は私でない私に出会う。

私が書く人々は、私であって全く私ではない。