「ことほぎ」と読みます。
歌を作る、音楽をやるっていうのもわたしのやりたいことなら、こうしてブログを書くことも、お話を書くこともそう。
わたしのやりたいことは言葉と声で紡ぐこと。
音楽だって、楽器の声と言えると思うんだ。わたしの場合は音源の声だけど。
わたしの音楽に封じられている音たちは、すべて、口は音源の口を借りていたとしても、すべてわたしの祈りで、わたしのささやきです。
「シンガーソングライター」という響きには、小学1年生の頃から憧れがあったから、それを名乗っているけど、「音楽をやっています」という自己紹介には少し引っかかるところがあるんだ。
わたしは「音楽をやっています」という言葉でカバーし切れる感じじゃないなって。
わたしはわたしをやってるんだよね。
それで、わたしをやることの原点みたいなのってどこなんだろうって思ったら、言祝ぎかな、って思ったの。
言祝ぎってじゃあ何をすることなのか、言葉にするのは難しいけど……
例えば、静まりかえった宵、祭りの始まりに、その時の風情を綺麗な言葉で表したうたを歌い上げれば、それは生きていることへの賛歌になるんじゃないかな。とか……
ラブレターだってそうだよね。百人一首の半分以上の歌が愛の歌なんじゃなかったっけ。自然を愛でるのも愛しい人を歌うのも、賛歌で、言祝ぎだよね。とか……
この世界の空気の中に、自分の声を、言葉を、節に乗せて、響かせる。それだけで、なんか魔術的だし、神秘的な儀式だと思うの。とか……
愛や祈りを言葉と声に込め、空気の中に献上すること。
ま、とはいえ、別にブログに書くのは、狭義で言ったら愛でも祈りでもないことだって赤裸々に書くつもりだよ。それだって、回り回って生への賛歌で、言祝ぎだと思うけど。
つまりさ、わたしは声にも言葉にも、神秘的な力を感じているってことなんだよね。
祝詞とか呪文とか、あるじゃない。昔から宗教と歌は分かち難かったしさ。
それから、こうしてテクストとして刻まれた言葉だって、声の変種とも言えると思うの。わたしはここでもわたしの声を奏でているつもり。
言祝ぎたい世界に生きていきたいな。
すでにそれは、いくらか叶っているけど、もっともっと。
わたしの声は、生々しく、「生そのもの」のような感じがすると、言ってくれた方がいました。
だとしたらやっぱり、言祝ぎがわたしの天職。
声と言葉には力があるってこと、わたしは歌と共に生きてきた人生の中でひしひしと感じています。
お気に入りの言祝ぎたち❤️❤️❤️↓
もちろんでも、人間的な感情爆発!!!!みたいな曲たちもお気に入りです!!!!
いろいろ曲を作ってます。曲だけじゃなくていろいろやってます。
気になった方はYouTubeチャンネルをぜひチェックしてね!!!!
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