わたしが蝶だったとき  花から花へとひらひら飛んだ  片時も留まっていられない、飛べることがあまりに嬉しくて  わたしが蜥蜴だったとき  熱い岩肌に溶け合った  抱かれるように  稲妻のように、次の瞬間走り去る  わた […]