2019年12月30日
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リュック・フェラーリ的小説の書き方
わたしの敬愛するリュック・フェラーリは、自身の作品について、よく「〇〇の戯れ」と言っていた。戯れというのは、起きてくること、現象、ハーモニー、ドラマ、イメージ…
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自分とともに生きている別世界を、一遍の小説で記述しきるなんて無理さ
上演する作品だけじゃなくて、小説も、結局その時の自分が手を動かした結果の産物だ。考えるのは頭でも、物を作るのは結局手である。 ということは、その手を動かした…
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手を伸ばす
手を伸ばす、という言葉、言い回しを、わたしは歌詞の中でよく使う。ということは多分、日常的にも、「手を伸ばす」と表現したくなるようなことをしているんだろう。 …
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物語への愛と憎
久々にテレビドラマを見た。 物語っていいなあと思った。 現実は誰がいいやつとか悪いやつとか、正しいとか正しくないとか決まっていないし、はたから見る人にとってわ…
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色名。
色名には、まずそれは青なのか紫なのか赤なのか、というカテゴライズがあって、そこに形容詞や説明をくっつける呼び方と、そもそもその色をした物体Aがあって、そのAを…