一昨日の深夜、とても心を動かされる物語を読んで、昨日はずっと愛について考えていた。 物語の中で、男は伴侶を愛した。男は亡くなる直前、少し前に先に逝ってしまった伴侶に、たくさんの感謝を述べた。 僕と出会ってくれてありが […]
わたしが蝶だったとき 花から花へとひらひら飛んだ 片時も留まっていられない、飛べることがあまりに嬉しくて わたしが蜥蜴だったとき 熱い岩肌に溶け合った 抱かれるように 稲妻のように、次の瞬間走り去る わた […]
空気の匂いに塩素(厳密には塩素自体の匂いじゃないらしい。汗と混じってあの匂いになるんだとか)の匂いが混じっているような気がする。咽せかえるようなという言葉があるけど、マスクのおかげでそれに拍車がかかった夏の晴れた日の中 […]
大学に入る前、わたしは今よりずっと髪が長かった。 写真を取ったり撮られたりするのが苦手で、自撮りなんていうものも当時の私には文化としてなかったので、その頃の写真は、少なくとも、わたしのスマホにはほとんど入っていない。 […]
人間の奥の奥の奥にはさびしさしかないのかもしれない、それを見ないように普段はあかるいふりをしているのかもしれない、かと言ってすべてふりとは言い切れないし実際人間はあかるい、けれど奥底にはさびしさしか無い、だからほかのだ […]
わたしは歌いたかった 語りたかった、ヘッドホン越しのあなたに向けて。 わたしとあなたがいればそれで良かった。 大きなことなんてわたしの体力じゃできないから。 わたしは話したかった わたしの中と外の世界について。 こんなに […]
わたしの身体には子宮があるけれど、それは他の誰のためのものでもなく、わたしのものなんですよ。 ねえ、ロマンスって何でしょう。恋愛って何なんですか。 わたしは好きな人には優しくしたいんです。好きな人のことは大好きです […]