Categories:

 ……強がってました。

 本当に自覚がなかったんだけど、
 自分がどんだけ強がってたか、どんだけ傷ついててギリギリだったか、忘れてました。
 久々に思い出して目が覚めました。

 意識の上でどんなに頑張ろうが、
 根っこはしおしおのどろどろだってことに気づいちゃいました。

 なんだろ、わたしはもう、傷ついてない時の記憶なんてないし、怯えてない時の記憶なんてないし、そもそもそんな時間存在してたっけ? 3歳ぐらいまでは怯えてなかったかも。

 だから、わたしの傷というものが世間的に見てどうなのかはわかんない。わかんないし興味もない。

 ただ、本当にすぐ忘れちゃうけど、わたしは自転車みたいに、倒れないように走り続けただけだったんだなって自覚しました。

 

 降伏。

 降伏宣言です。

 

 立ち止まりたくない、倒れたらおしまいだと思って進んできたけれど、

 ここまできたらいっそ立ち止まって、倒れて、

 地面にべったり耳をつけて、

 その上を歩く他の生き物たちの足音や、
 地下水脈を流れる水の音、
 この地球の息遣いを、

 よく聴こうと思います。

 

 わたしに気づかせてくれてありがとう。

 わたしに、立ち止まらせてくれて、倒れさせてくれてありがとう。

 

 メンヘラになりたくなかった。

 誰にも寄りかかりたくなかった。

 というか、寄りかかれるほど誰をも信用したことがない。

 どいつもこいつも浅いんだよと思ってた。

 まあ、後はわたしの怯えた態度も悪い。
 そんなふうに接されたら、誰だってイライラするか横柄になる。
 相手が悪いんじゃなく、わたしがそうさせるのだ。

 そのくせ、わたしはわたし自身にも寄りかかれていなかった。

 結局のところ、わたしの頭が思う「現実」に、なんとかついていこうと走り続けていたんだ。

 わたし自身を置き去りにして、
 あるいは腕が抜けんばかりに手を引いて、
 ずんずんと、肩肘を張って。

 

 わたしはこれから、ただ生きることにする。

 わたしらしく。

 わたしのコンセプト通り、ただ命を全うする。

 それって、欲のままにってことでもあるけど笑

 

 その様子を全部ここに書くね。

 何かのプロジェクトをやるんじゃなくて、わたしの生きる全てを。

 今まで、プロジェクトとかビジネスをやろうとしてたよね。笑

 やっと目が覚めた。

 

 もう何も諦めなくていい、置き去りにしなくていい。

 休みたい時は休んでいい。

 しっかり養生します。

 

 これからは、自分を癒すために生きます。

 

 宵部憂