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 自分を許すことが何よりも大事だって、憧れの人が言ってた。

 何よりも大事なんだって。

 だから、これからしばらくは、自分を許すことを何よりも大事にしてみようと思う。

 良くてもいいし、悪くてもいい。

 でも、「どんな自分も許す」って、言葉としてはシンプルだけど、これが一番難しいんだろうなぁ。

 そもそも、自分を罰していること、自分をけなして、責めていることに、自分で気づけないパターンが多いもんね。

 しばらく耳をすましてみようと思う。

 

 そもそもわたし、
 あの、あのね、
 自分のことね、

「わたしが普通にしてたら絶対怒られるもん!!!!!!!」

 ってめっちゃ思ってるのね。
 多分昔からの積み重ねで勝手に思い込んじゃっただけなんだけど。

 だから、いつでも必ずわたしはわたしを監視しているの。
 それを「自分を律している」って、立派っぽい言葉で言うのかもしれないけど、
 わたしはそういうの本当は嫌いなの。

 だって、自分を監視して、鞭持って、罰しようとしてるってことでしょ。
 それで無理やり本人がやりたくないと思ってることもやらせようとしてるってことでしょ。
 それを自分にやってるってことでしょ。
「律してる」とか、綺麗っぽいこと言うなよって思って。
 そんなことしたって、人に怒られないようになるだけで、
 自分を守ってあげられないのにさ。

 なのにそれが癖になってるわけ。
 人に怒られないようにするのが癖になってるの。
 物凄く怯えてる。

 でも、じゃあどうしたら怯えなくなるのかって、
 全部ぶっ壊すしかないのね。

 それで、レールから外れることになっても、アウトサイダーになっても、
 肚にグッと力入れて、受け入れてくしかないんだよ。

 でも、わたしは不登校経験あるから、それももう経験済みなんだけどね。
 だから本来、恐れることなんかじゃないんだけど。
「だからこそもう外れないようにしなきゃ」って、どっかで思ってたみたい。
 やめやめ。

 わたし、もっと気を抜いて生きていきたいよ。

 だから、自分を許すことを頑張ってみます。

 

 宵部憂