いま、色々と揺らいでいて、感じるモードというか、感情を感じ切る時間なので、
アイデアとか叡智が湧いてくるのを待つためにも、
今は真面目にコツコツ、地道に、女子大生をやろうと思いました。
「真面目にコツコツ、地道に」って、すごい嫌いな言葉なんです。
わたしに全然似合わない言葉っていうか。
因縁のある言葉っていうか。
わたし、ノってる時は全てを舐め尽くすし、
ノらない時はどんなに自分に鞭を打ってもウンともスンともいかない。
わたしにはどう考えても、このムラっけの感じが、「真面目にコツコツ、地道に」っていうイメージとは相反しているようにしか思えなくて。ずっと。
だからわたしに「コツコツ」とか絶対無理!!!って思ってた。
そのうち、「真面目にコツコツ=自分に鞭を打つ」になってしまった。
だから、できないことをできるようになることに拗ねてた。
今、書きながら気づいたよ。
わたしのコツコツは、波を乗りこなすことだったんだと思う。
わたし、本当は楽器を弾けるようになりたかった。
絵も描けるようになりたい。
楽譜だって読めるようになりたい。
自分の興味あることでできないことがあることを、わたしだってほんとうは良しとしたくないよ。
だけどさ、苦しいの。
変な力が入る。
やらなきゃ、頑張らなきゃ、で、頭がいっぱいで、楽しいと思えない。
「できるようになりたい」って思うこと自体が、苦しい。
だったら諦めたほうがまだ楽だった。
それも、大事なことなんだと思うんだ。
無理にできるようにならなきゃって思うよりかは進歩だと、わたしの中では思ってて。
それって自分に鞭を振るうってことじゃん、それよりかはマシかなって。
でも、自分に鞭を振るわない、そしてわたしの哲学に沿って「楽しくやるのが一番効率的」な、目指し方だって、きっとあるんだよね。
今はそのアイデアを待つ時間だから、ここで考え込むことはしないけど(頭で無理に捻り出すとろくなことないからね)。
わたしの波を、周りはわかってくれなかったよ。
だからわたし自身にもわからなかった。
今はわたしがわかったから、周りもわかってくれてよかったと思う。
頭に入ってくる時の奇跡みたいな覚えの良さ。
頭に入ってこない時の苦痛。
本当に苦痛。
頭が真っ白になって、打ちのめされるみたいになる。
わたしにとって「コツコツ」って、その苦痛を味わうことだったの。
そりゃ、努力も嫌いになるし、地道って言葉にトラウマも持つでしょ。
頭に入ってこない、ってことがわかってるのに、それでもやることを強いられてる苦痛。
あと、それをすることの何が楽しいのかそもそも思い出せなくなってしまう苦痛。
やりたくないことをやり続けなければならない苦痛。
やりたいことのためには。
やれるようになるためには。
そんなの、無理だよ。
わたしにとって、努力やコツコツは苦痛。
冒頭で、「どんなに自分に鞭を打っても」って書いたけどさ、
そこでわたし、確かに鞭の風を切る音と、わたしの身体を叩く音を聴いたよ。
ああ、わたし、自分に何度も鞭を打ち続けてたのか。
その結果わたしはちっとも走れなかったけど、鞭だけは、打ち続けてたのか。
そりゃ、痛いに決まってるわ。
苦しいに決まってるわ。
わたし全然Mっ気とか無いんで、鞭で打たれても全然興奮しないのよね。
痛いし絶望するしムカつくだけ。
打ってきたやつを縊り殺してやりたくなる。
わたしの「地道にコツコツ」はさ、
ムラっ気の塊の自分と、自分が叶えたいこと、その両方と一緒に日々を暮らすことだったんだね。
それに気づいたからさ、
しばらくはそんなふうに、淡々と日々を過ごしてみようと思う。
……とか言って、わたしは内面の変化すごい早いから、すぐまた何かひらめいて動き出してるかも知んないけど!