Categories:

 曇りの日は、朝起きると不安な気持ちになっている。

 晴れた日のように、「生きてるだけでハッピー♪ マルっ!」 という気持ちにさせてくれるわけでもなく、
 雨の日のように、「今日もゆっくり生きてこう」 という気持ちにさせてくれるわけでもなく。

 どっちつかずの天気は、わたしを落ち着かない気持ちにさせる。どうしていいかわからないというか、どう過ごしたらいいか分からないというか。

 天気や空気の匂いにも、わたしの自己肯定感だったり、不安/安心だったり、自己評価だったりは左右されてしまう。
 晴れた空の下でやっていたら「た〜のし〜!」で済むことが、曇りの空の下で同じことをすると「あれ……こんなことやってていいのかな……」となってしまうことはザラだ。
 この感覚、何を言っているのかさっぱりという人もいるかもしれないが、共感する人もいるのでは?

 同時に、これはわたしが特別どうのという話ではなく皆そうだと思うが、春夏は活動的になり(夏が活発になればなるほど)、秋冬は静かに過ごしたくなる。わたしの中ではその差が歴然すぎて、自分は二重人格なのかと疑うほどだ。多分、気温や湿度はもちろん太陽の高さも大きく関係している。
 だから自分のペースっていうのは、天気や季節で日々常に変動しているものなのだろう。

 それはそれとして、だから、今日は曇りなのでとても憂鬱だ。
 わたしが変に頑張ってしまう日はいつも曇りな気がする。
 何を頑張っても充実した気持ちにならないし、焦ってしまうのだ。
 自信を持ったり安心したりした状態をキープするのも一苦労。
 困ったもんだ……

 今までは雨の日が静かに過ごす日だと思っていたが、雨の日は「よーし今日は雨の日だから思いっきり陰キャしよ!!!!!」って逆に元気が出るので、わたしにとっていっそう自愛が必要な日は曇りの日なのかもしれない。曇りの日の方が、雨の日より、存分に、安心して、陰キャする必要があるとわかった。
 陰キャするってつまり、引きこもり、細かい作業に集中し、SNSは普段以上に見ないようにし、やらなきゃいけないタスクも気が向くまで自分を待ってあげて、自分に集中する。そういうことだ。
 人と比較したり、自分を責めて焦ったり、意味もなく不安になったりしてしまいやすい日なのだ。いつも以上に自分を保って守って安心させてあげるために工夫が必要だ。