皆様に大切なお知らせです!!!!!
突然ですが、CDを売るのだから、普通の価格というのはあります。
最近では、フルアルバムは3000円、EPは2000円+ぐらいが相場なのではないでしょうか。
……でも!!!!!
でも!!!!!!!!
でも!!!!!!!!!!
思ってしまいました、「足りない」と!!!!!!
わたしは「違う」と思ってしまいました。
では、わたしは幾らをつけたいと思いますか?
発表します!!!!! ジャン!!!!!!
5,600円。
(言った……言ってしまったぞ……!!!!)
でもね、実を言うと、このお値段、そんなに荒唐無稽な話ではなくて。
お客さん個人のことなので詳細は語りませんが、わたしは一度、5000円で自分のCDを売ったことがあるんです。
売ったというか、
昔から、YouTubeに曲を投稿し始めた時から、ずっと応援してくださっている方がいるんです。
おそらくその方が、わたしが販売に使っているBoothというネットショップの機能に、BOOSTといって、金額を上乗せして購入できるという機能があるのですが、
3000円で売り出していたわたしの「哀と傷」を、2000円BOOSTして買ってくださったのです。
つまり、5000円でお買い上げいただいたのです。
だから、根拠なく、小学生みたいな大きい数字を言ってるわけじゃなくて。
本当に、自分の中でしっくりきて、このお値段をつけたいと思っているんです。
お、オエエエエ……怖い……怖いよう……
なので、「神話的存在」は、このお値段になると思います。
今変えました!
もう後戻りはできない……でも、わたしはわたしを信じたい……!!!!
それにともない、過去の作品「愛と情」https://shobuwi.booth.pm/items/1873631、「哀と傷」https://shobuwi.booth.pm/items/2227049も、価格を見直します。
「愛と情」は3,500円、
「哀と傷」は4,500円とします!


こちらも今書き換えました!
っはーーーーーー、めっちゃ怖い……
世の中のCDが3000円ぐらいが相場なのは、それだけ市場が大規模だからです。
お洋服で例えると、個人ブランドじゃなくて、巨大ブランドってことです。
それと、「本物」の音楽はライブで届ける、というふうに価値づけられているというのもあるでしょう。音源はプロモーションで、あるいはフロントエンドってやつで、バックエンドはライブである、と。
その規模で売り上げれば、単価が3000円でもペイするのでしょう。
でも!!!!! わたしはペイしません。
わたしは、もっと欲しいのです。だからペイしていないのです。
それに、高いお値段をつけることは、別に道徳的にまずい所業ではないと思います。
だって、同意しなかったら買わないでしょ。
それから、「神話的存在」は、少し時間はかかるかもしれませんが、SpotifyやApple Music、YouTube Musicなどで聴けるように配信する予定なので、阿漕な商売でもないとおもいます。
わたしが嫌なのは、学生に手が届かない音楽になってしまうことですが、
YouTubeですでに無料で聴けるように、動画にして投稿したりYouTube Musicに配信したりもしているから、その懸念も既にクリアできているのです。
だから、音源=商品には、わたしの欲しい値段をつけます。
もう自分をごまかせません。
音楽を作ることはわたしの喜びなのに、辛い労働になりかけていました。実を言うと。「哀と傷」から「神話的存在」までの間に……いや違うな、今年度(4月)に入ってから長いこと、CDを作るのに気が向かなかった理由は、それなんです。
正直なところ、自分のこだわり率と、入ってくるお金が見合っている気がしなくて。
だから、自分の大切な曲のはずなのに、こだわることが喜びにならなくて。
タダ働きしているような気持ちになってしまって。
だから、これからはもう、音楽CDの相場なんて知らないです。
怖いけど、わたしが欲しいお値段をつけます。
無理なんてしなくて全然良いので、もし、わたしのお値段に「いいよ〜」という方は、手に取っていただけたらとても嬉しいです!
そうしていただいたお金で、今度はもっともっとこだわり抜いた曲を作るし、こだわり抜いた発送をします。
よろしくお願いします。
正直一番怖いのは、「親になんて言われるか」です。
わたしはまだ学生なので、親の存在が大きいんですね。
大学の学費も払ってもらっているし、仕送りももらっているし。
でも、だからって引くわけにはいかないっていうか、自分の決断を信じたいんですよ。
音楽を作る人、音楽をやる人、音源を作る人、もっともっともっともっと栄えて良いはずです。
個人で宅録する人も。
ずっとおかしいと思ってたんですよ、美術作品は、確かに一点ものだからかもしれないけど、高いお値段をつけられるのに、複製できるものだからといっても、音源は単価がそれほどつけられないみたいなのは。
なんかちがうとおもう!!!!!
周りの言う「当たり前」「そういうものだ」に「なんかちがうとおもう!!!!!」と叫びまくって早十数年……いろいろコンフリクトを起こしてきましたが、だから、この価格設定も、今更なのかもしれないです。
昔っからはみ出しているのだから、今更。
っふーーーーーーーーー…………………………。
これからもがんばります!!!!!