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 小学4年生の時、不登校になって、「あ、ヤベ」って、わたしは気づいた。

「やばい、わたし、お勤めってやつをできないかもしれない」

 って。

 それぐらい学校という場所は、わたしにとって騒々しくて過酷な場所だった。
 なんか、カオスすぎてさ。
 しかも、自分が選んだ、自分のお気に入りのものたちの奏でるカオスは芸術だけど、
 そうじゃないものたちが散らかりまくっているカオスって、わたしからエネルギーを奪いまくるし、わたしを洗脳しまくるのね。
 だから、この国の教育がとか、この国の風潮がとか、学校というシステムがとか、子ども同士の人間関係がとか、まあいろいろ思うこともあるしそっちの課題にもいずれ何かコミットしていきたいけど、
 そういう社会的な話とは別に、わたしの身体に学校が合わなかったのもやっぱ、本当にそうだったの。

 で、当時から神童だったわたしはこう思ったわけです。

「やばい、わたしはわたしでなんとか食い扶持を稼ぐ方法を探さないと」

 と。

 ちょうどその頃、不登校になって空いた時間を使って、ライトノベルみたいなものを書きまくっていて、
 ま、小学生レベルの稚拙なものではあったけど、自分で新人賞とか探してきて、いくつか応募してた。
 当時はweb応募対応してなかったからさ、100枚以上のA4用紙42×36文字とかを印刷してレタパに詰めて、あらすじとプロフィールと表紙くっつけて、親に郵便局に行って送ってもらったっけ……

 これもね、子どもなりに、生きる道を探さなきゃって思ってた一環でもあったんだ。

 で、それが中学入ってからもずっと続いた。
 だからわたしはずっと創作のことを考えていたし、
 飯を食っていくことばかり考えていたの。
 だから創作が苦痛になったし、義務になった。

 当然、そんな感じで、学校でも日常でも疲れ切っていたから、何一つうまくいくはずなくてさ。

 わたしはずっと親に養ってもらっていて、それがとても、

 ……とても、

 申し訳なかった。

 

 早く自立しなきゃって思った。
 でも、思えば思うほど、辛くて、うまくいかなくて。

 どうしたらいいのかわかんなくて、
 自分一人でずっと頑張ってる気がして、
 でもそれが自立なのかなあとか。

 もっともっと自分一人で生きていけるようになりたいって思って、

 いっぱい頑張ったの。

 でもうまくいかなくて。

 だからって誰にも合わせられなくて。

 わがままでごめんなさいって思う。

 でも、苦痛は苦痛なんだよね。
 どうしようもなくてさ。

 

 でも、勝手に親のこと恨んで、頼れないって思い込んで、勝手に突っ張るよりさ、
 ジタバタせず、まずは大人しくお世話になればよかったなあ。

 そう思ってるから、就職を放り投げることにした。

 わたしさ、自分のこと、養ってもらう価値がないって思ってたみたい。

 だって、全然いい子じゃないから。

 人の言うことも聞けないし、……あとはあんま思いつかないけど。

 わたしなんかのために、とか、迷惑かけてごめんなさいって。

 

 だから、このサイトのブログも、今年の4月から本腰入れて書き始めたけど、
 も〜〜前に書いたことが恥ずかしくってしょうがなくて。
 恥ずかしいやら申し訳ないやら。
 さすがに突っ張りすぎててさ。笑

 ありがたく受け取れてなくて申し訳なかった。

 だから、子ども時代、10歳から22歳になるまで、受け取りながらも「受け取っていいはずがない」とか思ってた分を、なんていうの、ちゃんと噛み締めないとなって。

 ちゃんと休まないといけないなって思うの、頑張りすぎてたから。

 もう一人で頑張るのはやめないといけない。

 

 わたしがんばる! って、意欲に満ち溢れてる時は、今でもめっちゃ言いたいし、
 それはとてもポジティブな気持ちなんだけど、
 だからこそ、もう一人でがんばらないようにしたい。
 わたしの意欲に人を巻き込んでいきたいんだ。

 

 書きながら泣いちゃって疲れたからこの記事はここまで。

 今日はちょっと気持ちが落ち着かないです。

 たぶん、新しい景色がすぐそこに迫っててハラハラドキドキしてるっぽい。

 

 宵部憂