自分を磨くには心の余裕が重要。性急に磨こうとしたら傷がついてしまうから。
それと同じで、物を作るのにだって、魂を込めようと思ったら時間がかかるのは当然。
時間どころか、人生の一部を封じるから、わたしの作品はお守りになるわけで。
お守りってさ、あれは持ち運べる神様だよね? 持ち運べるご神体、あのーーー電話の子機みたいなものだとわたしは思ってるのよ。
それを作るんだから、時間と共に自分の魂を込めることが必要なのなんて当たり前。
まして、わたしは細かいところまで気になるし完璧なものを作りたいしこれでいいのかってことを時間をかけて考え抜きたいタイプなんだから、乙女座バリバリなんだから、納得いくものが出来上がるまでに時間がかかるなんて当たり前で。
でもね、自分で生きていきたい--いや、綺麗な言い方をするのはやめよう。端的に言ってお金が欲しいと思ってたら、どうしても焦ってしまって。てまひまをかける心の余裕が消失してしまうのよ。
そんなのってダッサイよな。全っっ然優雅じゃない。
優雅に生きてえ。
だから今日、思いっきりてまひまかけるぞって気概で作曲したら、すごく楽しかった。
捗るかどうかなんて考える必要ない。楽しければよいのだ。