Categories:

 将来への不安はね、ふつうにあります。

 どう考えたって社会に適合した普通の立派な大人になれないもん。

 普通に生きていこうとしたら、すぐ病んじゃうもん。

 だから高等遊民になる可能性が非常に高いです。

 ……でもさ、だって、わりと生きるか死ぬかの瀬戸際……いやわたしに死ぬ勇気なんてないから厳密には瀬戸際じゃないのかもしれないけど病んで頭が回らなくなったらどうなっちゃうかわかんないからやっぱり瀬戸際かもしれない……で生きてるからさ、それ以上のこととか無理だよ。

 ほんとは将来のことすら考えてる場合じゃないのかも。

 でも一方で、この状態って治療できるものでもなくて、なんかそういう体質のような気もしているんだよね、頭痛持ちみたいなやつ。付き合っていかなきゃいけないやつ。

 だってさ、あったかいご飯食べたらちょっと幸せかもーってなって、でもまたすぐに泣きたくなって辛くて悲しくて、でも何か夢中になれることをしてたらちょっと楽しいかも、みたいな、そういう不安定さ。

 でもさ、そういう自分の不安定さに抗って、自分で自分を管理して規律に馴染んでさ、それでどれだけのリターンが返ってくるっていうわけ。今の社会で。え? 昔の人はよかったよ、それで社会的地位も経済力もある程度手に入れられたんでしょ。でも今の若者はそんなのないわけ。真面目に生きた方が損、損どころか搾取されて、壊れちゃうよ。

 自分を殺しただけの益が手に入るなら考えるよ。でもどう考えたってそうじゃないじゃん。壊れる人、病む人、麻痺する人、人を叩いて自分を安心させる人、そんなんばっかりじゃない? 一向に未来は明るくなんてならないし、時代と状況に恵まれ続けたおっさんたちが物事を全部決めてんだから若者に希望なんてあるわけないよね。

 だからわたしが「こんなんでやっていけるわけないじゃん」のひとりになろうと思うの。なろうと思うっていうかまぁ、結果的にそうなるんだけど。無理して適合しようとして、今の社会でもやっていけてる人いるじゃん、だから変える必要ないじゃん、の証拠の一人になりたくないもん。

 って言ってるけど、やっぱり働かないのは怖いよ。あと、そしたらまた親と暮らすことになるんかなあ、っていうのも怖い。それはさすがに自分のメンタルがやばい。親は悪くないけど、わたしがどうしても身構えてしまって消耗するのが目に見えてる。

 でも。

 ま、正直今じたばたしたってしょうがないよねー。

 じたばたしないと心は不安だけどさ、なるようにわたしはわたしを運んで行ってくれるはずだと信じてどっしり構えるしかないよねー。

 でも不安だから、不安だって書くことによって、その気持ちを消化することにする。

 今までは不安だから、やっぱりつい「来てしまうかもしれない未来の予防」で動いてしまっていたけど、それもあんまり良くないからさ。