ちょっとだけ時間が空いたね、久しぶり。
なんかこう、いきなり色々と思い出して、突発的に引きこもりたくなってきちゃったわけですが、これってもしかしてまた曲を作るためのチャンスなんじゃねぇかなとか思いながら、着心地の良い部屋着姿で部屋にこもってる。
人が怖くて、いや、人が怖いっていうか人の怒気や悪意や大声や白眼が怖くて、天蓋つきのベッドの、分厚く垂らした幕の中で膝を抱えて目を瞑って音楽を聴いていたい、そんな気分だ。
これも全部低気圧ってやつのせいなのかもしれないけど。
雨が降っていると、「Rainy Shelter Dwellers」と「真相」のことを考える。
雨っていうのはだから、天蓋と同じ働きをしているんだよ、閉じ込めもするし、守ってもくれるもの。
「ここ」と「外」を決定的に閉ざすもの。
そうやって外の世界を遮断して引きこもっていることは、あまりいいこととされていないのかもしれないけど、でも確かにそこには安心があるし、その安心がまるきり悪いものだなんて認めたくないし思いたくない。
確かにそれは温かくて落ち着く場所なんだから。
なんか、人伝てに霊媒?してもらったときに聞いた話、わたしの前世は地下に監禁されてた子どもだったらしいんだけど、
その前世のわたしは、自分を閉じ込めてくる牢に、むしろ安心してたんじゃないかなあって思ったりする。
怖いものはそこを乗り越えてこないでしょう。
そういう気持ちがあったってことは、わたしは罪を犯して監禁されたんじゃなくて、怖がられたから監禁されてたのかもね。隠されてた、みたいな。
「宵部帝国」も、その牢が自分で気づいた城壁になっただけだし。
籠城したいという気持ちがずっとある。
ひとりでいるのが一番安全じゃん、みたいなね。
家にこもって、雨音を聞きながら、膝を抱えて音楽を聞いたり、目を瞑ったりして、安心安全を謳歌しているよ。
そういう静けさが、わたしには、時々必要になるんだ。