わたしには応援している人がいます。
 YouTubeで活動されてる方なんですけど、いわゆる「推し」ってやつです。
 わたしは彼から勇気や希望をもらいました。

 活動歴は長いんですけど、ちょっと前に色々あって、一度活動をやめて、でももう一度戻ってこられた方です。
 わたしはその昔からその方のことを知っていたわけではないんですが、配信や動画を見てファンになって、少し考えて、やっぱり応援していきたいって思いました。

 その方の配信や動画には、集う人々も含め、とっても愛が溢れてるなあ、って思うのです。
 だからすごく居心地がいい感覚があって。

 初めてその方の配信を見かけた時、わたしは既にその「色々」について知っていたし、配信の題材自体には、知ってはいたけど興味がめちゃくちゃあるってわけではなかったんですが、
 その居心地の良さとか、流れている時間の楽しさが、何かすごく気に入ってしまって。
 初めて見かけた配信者に思う感情じゃないけど、「ああ、この人がまた、こんなに楽しそうに活動できるようになってよかったな」って思っちゃいました。

 同時に、なんだか、じわーっと温かい気持ちになりました。

 何かあっても、人は大丈夫なんだって。
 また、やり直せるって。

 インターネットなんていう、キャンセルカルチャーと掘り起こしとスティグマと匿名の非難が飛び交い、管理社会(ドゥルーズのいうところの。規律社会→管理社会。)が既に実現しまくっているしこれからもその実現を助けまくる技術の世界での活動でも。

 その方を応援し、愛し、支える人もたくさんいて、また活動は続いていっている。

 その方を取り巻く今は、そんな、象徴みたいに、わたしには思えて。
 とても希望を感じています。

 それと同時に、また活動を再開しようと決めた彼の勇気も、ものすごく尊敬しています。

 罪悪感とか、萎縮とかで、何かをしないでいるのは、本当は、こう言ってはなんですが楽なことだとも思うんですよ。
 だって人に何も言われないで済むから。何かしなければ。何もしなければ。矢面に立たずに済む。

 でも、それでも、彼は「やりたい」を取ったんじゃないかな、って、想像でしかないけど、思って。

 わたしはその姿勢をとても尊敬しているのです。

 だから、どこまでも行ってほしい。
 めっちゃ応援してるのです。

 

 ……と、いうような気持ちがワーーーーーーッと溢れて、こう、胸がしんどくなっていた時期がありました。今年の4月ぐらいとか特にかな?
 別に渦巻いている感情がしんどいものでなくっても、クソデカ感情を抱えるとしんどくなるものなのです。
 オタクが「つらい」「しんどい」って、プラスなことに対しても言うでしょう? あれですあれ。
 感情にはやっぱり質量があって、抱えていると身体が重くなるんですね。身体が重いって言っても、ネガティブな気持ちでしんどくなってるわけじゃなければ、それはネガティブな重さではないんですけど。
 あれです、お風呂入った後って、疲れがふわっと浮き出てくるのか、身体重くなるじゃないですか。ずしぃっと、じわーっと。あんな感じです。気持ち良いけど重いは重い、みたいな重さ。

 でも、ずっとお風呂上がりの身体重い状態だと流石に「しんどい」し(何回しんどいって言うんだ)、感極まって情緒が不安定になっていることには変わりないので、
 その感情エネルギーを逃すため、そして、せっかく逃すんなら発散してしまうんじゃなくて、結晶みたいなものにするために、わたしはいつも歌を作ります。

 というわけで、できたのが「新緑」です。

 最初は「ファンです!!!!!」という気持ちから生まれたこの曲ですが、作り込んでいくうちに、どんどん普遍的なテーマになっていって。

 作って発表した後は、わたし自身、いつも勇気を出したい時はこの曲を聴くようになりました。
 特にサビがお気に入りです。自分を鼓舞してくれる。

 初夏に発表したので、ちょうど緑が生き生きしてくる季節じゃないですか。
 だから、そんな木々や草が生い茂っていくみたいに、あなたの願いや、「やりたい!」や、勇気が、すくすく元気に伸びていけばいいなぁ〜!って気持ちを込めて、編曲して、ミックスして、歌いました。

 1回目のサビで「何度だって殺せ」って、ちょっと強い言葉を使っているのでびっくりされるかもしれないけど、これはわたしの癖でもあるし、意思表示でもあるんですよね。

 わたし、まあちょっと人生生きていく中で色々あって、10歳ぐらいからずっと「しにたい」とかその辺の気持ちと付き合って生きてきたので(最近はしにたくないです全然)、割となんでも「生きるか死ぬか、殺るか殺られるか」で最悪考える、っていう価値観があるんです。
 なんか、だからメンタル的な話なんですけど、侍になるタイミングがあるんですね。
「奴を斬ってでもわたしは譲らない」みたいな。
 心に日本刀を持ってるんですよ。
 でも時に、自分の本音を伝えたり、自分の本心に従うことは、それぐらいの覚悟じゃないとできない時もある。
 だから、「殺せ」って言葉で鼓舞してるのであって、なんというか、人を攻撃するとか、そういうことではないんですよね。
 命がかかっているぐらいの決断力。みたいなものを込めるには、この言葉がやっぱり一番いいなっと。
 色々別の言葉も探したけど、この言葉が一番しっくりきたんです。

 そんな感じで、祈りとか、決意とか、応援とか、そういうものを込めた傑作です!!!!!
 傑作です。(真顔)

 このアルバムに収録しているので、ぜひ手に取ってね。↓

 発売日は8月30日です。
 発売日後に、各種音楽配信サービス(Apple Music, Spotify, YouTube Music, etc.)でも配信予定です。少々お待ちを!

 

 わたしの曲が、あなたのお守りとか、バフになれればめちゃくちゃ嬉しいな。

 よろしくね!

 

 宵部憂